デザイン+◯◯・デザイン×◯◯

ユニット制デザイン事務所、Uniが発信するあれこれ。

付き合って2週間で市議会議員と結婚した話。

うちの旦那氏、いわゆる市議会議員とか言う奴なんですけど、よく聞かれるのが「どうやってそんな人と知り合ったの?」「なんで結婚したの?」と言うのが最多です。たまに「へー、君、結婚しなさそうなタイプなのにね!」ってのがありまして。どういう意味やねん。

でも確かに、私が旦那氏と付き合い始めてこうして結婚するまで、結婚なんてほとんど考えたこともなかったんですよね。理由は最近にありがちに「メリットがなさそうだから」みたいな。自己実現だってしたいし、子供とか想像もつかんし、結婚ってあれでしょ?なんか、旦那さんが稼いで来てくれる代わりにずっと家事する人になったりとか、自分も働いてるのに厄介ごとが増えるんでしょきっと、みたいな。

なので結婚とかは意識してなかったんですが、そん時は、就活をしていました。
で、まだ当時システムエンジニアをしていたときに知り合って年に1度会うか会わないかの知り合いだった旦那氏に、たまたま、「九州の地元だと仕事がない」とぼやいてたら「名古屋ならあるさ!」ってドナドナされて、なんかそのまま付き合うことになって、向こうがこっちの部屋に、仕事が終わるとだいたい、入り浸りするようになり。流れグダグダかよ。

いや、ちゃんとした告白とかは一応されてるんですけど、その辺は超サクサク〜〜っと進んでいきました。そんでもって、2週間ほどしたら、向こうの親御さんが、「なんかお前、最近帰ってこないな」「あー、彼女できたー」と旦那氏が返したらこう、いきなり、

「そうか。仲人はどうするんだ?」

……まあ、ね?多分ね?向こうの親御さんもご高齢なので、「いい歳して一人息子が結婚しないんじゃ心配で死ねない」みたいな、そういう心配をされていたんだろうと思うんですが。それにしたって2週間ですよ?まだ。どうなのよ。知り合ったの自体はそりゃ十数年昔だけど、まともに喋って付き合い始めたの2週間前ですよって、思いましたよそりゃ。

んで、まあ、「そう言われた!」って。



「はぁ????」


死ぬほど間抜けな声が出ました。

で、うちの親もたまたま電話で話してたら、「あらどうもお世話になりまして!うちの娘をどうぞよろしくお願いします」って言っちゃいました。


多分、いや間違いなく「ただの挨拶」だったのですが言われた側としては

「ん???娘をよろしく…????」


つまり「旦那氏の勘違い」と「向こうの親の早とちり」と「うちの親の言い回しが誤解を招いた」のが結婚のきっかけです。

実際にはまあ、そのような話が出てから、諸問題をクリアしたり、私の中で色々な修羅場があったり、二人で話し合ったりしました。

中でも私にとって大事だったのは、「結婚することによって私は損をするのかしないのか」だったので、その辺を徹底的に話し合いました。というか、質問攻め。


Q.家事は分担するのか?
A.する、料理も少しできる、8年一人暮らしをしていた。
(なるほどそれは便利だ…)

Q.市議会議員って特殊っぽいけど何かせねばならないのか?
A.特にないと思う、四年に一度失業するかもしれない。
(普通のリーマンでも今後どうなるかなんて分からんなー…)

Q.ちなみに落選の可能性は高いものなのか?

A.ちゃんと頑張ってる限りそのつもり(落選するつもり)はない
(そういうもんなのか…)

Q.それでももし万が一、失業したらどうするのか?

A.吉●家でお皿洗いしてでも養います!
(そういう気概があるんならまあ、ない奴よりかはマシだな)

Q.私は仕事は続けられるのか?
→むしろ続けてもらわないと困る
(つまり夢や目標を諦めたりはしなくて良さそうだな)

Q.君が市議会議員であることで、私もそれっぽくせねばならないのか?

A.多分大丈夫、表に出てこない奥さんもいっぱいいる。
(面倒臭いの嫌だし取り繕うの下手だからね…)

そうしてこう思いました。

じゃあ結婚しても、今の生活に、なんか面白そうなことがちょっと増えるだけか〜〜。


当然ですがそれだけで済むわけはないので、結婚して大変だったこととか(最初の一年は死ぬほど喧嘩ばっかりしていた)市議会議員が身内にいることによる特殊な出来事とかも沢山ありますが、まあそこは、また今度。

うちの親は昔から、「友達でも彼氏でも、自分の実になる、成長させてくれる人だけを選びなさい。尊敬できて、優しくて思いやりがあって、一緒に成長してくれるような、そういう人がいずれ現れるわよ。」と言っていて、「そーか、だったら出来れば、能力があって、優しくて、なんかすごい人と付き合いたいからそうなった時恥ずかしくない自分にならなくっちゃいけないんだな」とか思っていたわけですが、数十年して、まさにその通りになりました。

こうした形で身内を褒めるのは少し恥ずかしいんですが、多分、なかなかいないと思うんですよ。

優しくて、勉強熱心で、色々な人に頼りにされていて、それでいて、思いやりがあって、家事とか些細なことも嫌がらずにできて。
そしてすでに立場とかプライドとかだってあるだろうに、そんなの気にも留めずに「いざとなったら、深夜にお皿洗いしてでも養います!!」なんて、女の子に向かって言っちゃえる人。いまどき。

お洒落なレストランで指輪とともに…!みたいなロマンティックなプロポーズじゃないかもしれないけど、そこまで言えちゃうんだったら付いてってみよっかな?と思わされてしまったのでした。

ちなみにそのあと、ちゃんと「お洒落なレストランで指輪を用意してプロポーズ」はリテイクするようお願いしました。





Twitterはこちら。

twitter.com